ひまらやゆきのした (ヒマラヤ雪下) 

学名  Bergenia stracheyi
日本名  ヒマラヤユキノシタ
科名(日本名)  ユキノシタ科
  日本語別名  
漢名  短柄巖白菜(タンヘイガンハクサイ,duănbĭng yánbáicài)
科名(漢名)  虎耳草(コジソウ, hŭĕrcăo)科
  漢語別名  
英名  Bergenia
Bergenia sp. (以下同)  
2007/03/21 所沢市本郷 2007/03/26 三芳町竹間沢
2006/04/24 三芳町竹間沢

 ヒマラヤユキノシタ(チョウセンイワウチワ)属 Bergenia(巖白菜 yánbáicài 属)には、中国・ヒマラヤ
・シベリアに6-7種がある。

  ナガバユキノシタ
(シベリアユキノシタ) B. crassifolia(B.coreana, B.cordifolia;
         厚葉梅・厚葉巖白菜)
朝鮮(北部)・新疆・モンゴリア・シベリア産 
  B. emeiensis(峨嵋巖白菜)
四川産 
  カガミユキノシタ B. pacumbis(B.himalaica, B.ligulata;舌巖白菜)
         
雲南・チベット・ミャンマー・ヒマラヤ・カシミールに分布 
  B. purpurascens(印度巖白菜)四川・貴州・雲南・チベット・ヒマラヤ産
         『雲南の植物Ⅰ』94・『中国本草図録』Ⅴ/2130・『原色高山植物大図鑑』461・
         
『週刊朝日百科 植物の世界』5-275
    var. delavayi(巖白菜)
四川・雲南・チベット産 『全國中草藥匯編 上』pp.526-527
  B.×schmidtii
 観賞栽培用の雑種 
  B. scopulosa(地白菜・盤龍七)
秦嶺・祁連山産 
  ヒマラヤユキノシタ B. stracheyi(短柄巖白菜)
         
チベット・ヒマラヤ・タジキスタン産 園芸品種ベルゲニアの原種
         『週刊朝日百科 植物の世界』5-274 
   
 ユキノシタ科 Saxifragaceae(虎耳草 hŭĕrcăo 科)については、ユキノシタ科を見よ。
 和名は、かつてヒマラヤ起源と考えられたことから。
 今日の園芸品は雑種起源と考えられるが、両親は不明。
 似た品種が多く、日本では品種名が不明確な場合が多いという。
 中国では、Bergenia のうち次のものの根・全草を巖白菜と呼び薬用にする(〇印は正品)。『(修訂) 中葯志』I/444-448 

  〇B. crassifolia(厚葉巖白菜)
  〇B. purpurascens(印度巖白菜)
     var. delavayi(西南巌白菜
   B. scopulosa(地白菜・盤龍七)  



跡見群芳譜 Top ↑Page Top
Copyright (C) 2006- SHIMADA Hidemasa.  All Rights reserved.
セイヨウオダマキ タカサゴユリ マリアあざみ ヤグルマギク センダングサ 跡見群芳譜トップ 外来植物譜index